原料費調整制度に基づく平成30年7月検針分のガス料金について

当社は、「原料費調整制度」に基づき、平成30年7月検針分に適用する従量料金単価の見直しを行った結果、基準単位料金に対し +14.72円(税込)調整して従量料金単価を算定することとなりました。平成30年6月の調整済み従量単価に対しては+0.62円(税込)の調整となります。
平成30年7月検針分に適用するガス料金につきましては、検針時にお客さまへお届けする「ガス使用量のお知らせ(検針票)、当社ホームページ等にてあらかじめお知らせいたします。

平成30年7月ガス料金

(1)料金表(一般契約料金)

1ヶ月のご使用量に応じてA~D表の各料金が適用されます。
なお、基準単位料金に対して+14.72円(税込)調整して従量料金単価を算定いたします。

(基本料金は変わりません)
適用
料金表
1ヶ月のガス使用量

基本料金
(1ヶ月当り)

基準単位料金
(1m3当り)
調整額
(1m3当り)
従量料金単価
(1m3当り)
A 0~20m3 540.00円 112.47円 +14.72 127.19
B 21~100m3 822.85円 98.32円 +14.72 113.04円
C 101~300m3 2,034.51円 86.20円 +14.72

100.92

D 301m3 5,626.28円 74.23円 +14.72 88.95
(2)標準家庭における影響
1ヶ月のご使用量 平成30年7月
適用料金
平成30年6月
適用料金

増減額

48m3 6,248円/月 6,219円/月  +29円/月

※標準家庭ガス料金は、ご家庭1件当たり平均使用量/月(2013年度~2015年度の3ヶ年平均)に基づき算定しています

平均原料価格と調整単位料金の算定について

(1)原料価格の実績
■平均原料価格
算定期間 平成30年7月検針分 平成30年6月検針分 基準平均原料価格
平成30年2月~平成30年4月
原料価格
平成30年1月~平成30年3月
原料価格
LNG平均価格(貿易統計値) 52,060円/t 51,330円/t

33,420円/t

平均原料価格 53,620円/t 52,860円/t 34,420円/t

※基準平均原料価格は平成28年5月~7月を算定期間としています

(2)単位料金調整額の算定方法

<原料価格の変動による単位料金調整額の算定>


■平均原料価格の算定
LNG平均価格
    52,060円/t × 1.0299 = 53,616.594 = 53,620円/t(10円未満四捨五入)


■原料価格変動額の算定
平均原料価格  基準平均原料価格
      53,620円/t - 34,420円/t = 19,200 = +19,200(100円未満切り捨て)


■単位料金調整額(1m3当り調整額)の算定
※変動額100円につき単位料金を1m3当り0.07668(0.071×1.08)円調整します。
※調整額がプラスの場合は計算結果の小数点第3位切り下げ、マイナスの場合は小数点第3位切り上げ
単位料金調整額 = +19,200/100円 × 0.071 ×( 1+消費税率 )=+14.72(小数第3位切り下げ)


∴上記計算の結果、基準従量料金単価に対し、1m3当り+14.72円(税込)調整いたします。
※標準家庭料金の計算方法(1ヶ月のご使用量48m3=料金表Bを適用)
早収料金(税込)= 基本料金(822.85円)+ { 基準単位料金(98.32円)+ (+14.72) } × 48m3= 6,248円 (1円未満の端数切り捨て)


[参考]
原料費調整制度の概要

  • 為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、毎月ガス料金の単位料金(ガス1m3当たりの単価)を調整する制度です。原料価格の変動については、貿易統計実績によります。
  • 「基準平均原料価格(34,420円/t)」と「平均原料価格(料金適用月の5ヶ月前から3ヶ月前の3ヶ月平均におけるLNGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1m3当たり0.07668円(0.071円に1.08(消費税)を乗じた値)を基準単位料金に±調整いたします。